花見に行った。

 花澤香菜の「星空☆ディスティネーション」を爆音で流していたら感情が更新されたので今こうしてブログ記事を書いている。

 花見に行った

 のんのんびよりを再視聴していたところ、無限に感情が更新され、キャリアハイクラスのエモが得点されたので、Twitterになんとなく花見したいと書き込んだところフォロワーから誘われ、あれよあれよと話が決まっていった。

 というわけで3/31に花見が決行された。ただ俺が起きたのは午後1時。花見が決行されたのは10時ごろだったらしく、もう始まってる! 俺は慌ててクソ混んでいるであろう上野公園へと向かった。

 果たして上野公園はクソ混んでおり、いやマジでこの時期に上野公園に来るのは田舎者と世間知らずしかおらへんよと花見客の前で怒鳴り散らかしてしまった。上野公園の桜よりも近所の桜を見ろ。近所の自然を慈しみなさい。

 というわけでフォロワーの通っていた大学の近くにある四ツ谷に場所を移した。通っていた、というのはフォロワーは大学2年生にして退学になってしまったからである。ところで、大学2年生で退学になったフォロワーと三浪が決定した俺のどちらが悲惨だと思う?

 花見は順調に進行した。ビールは不味いがレモンサワーは美味かった。厭世詩家という男が酒により調子に乗ってバク転とかやっていたけど俺は全部見なかったことにした。はしゃいでいて子供みたいだった。俺は人のことを子供だと笑っていられる余裕がこの時にはまだあったのです……。

 花見が終わりカラオケで歌って散会となった。歌を褒められたのは初めてだったので嬉しかった。その日は厭世詩家の家に泊まった。翌日引っ越しを控えているもうひとりのフォロワーを叩き起こしてしまうハプニングがあったが、スマブラをやっていた。

 酒と眠剤をやめよう

 その日、眠れず睡眠薬を少し飲みすぎた。これは僕の悪いクセなのですが、眠剤を飲みすぎるとツイキャス(あまりおもしろくない)を始めてしまうクセがあり、この日もツイキャスを開き、なぜかブロックしているはずのフォロワー相手にキレていた。

 なんでだ?

 翌日、起きたのは11時だった。カトリックでもあったフォロワーはよりによってイースターの日に教会に向かえなかった。確実に夜中起こしてしまった俺の責任である。切腹ものである。俺は小泉純一郎と共に腹を切って詫びて地獄に落ちるべきなのか……youtube又吉イエスは何も言わなかった。

 少ししてからカードキャプターさくら劇場版封印されたカードを厭世詩家と視聴していた。俺はラストシーンで号泣し、厭世詩家も感動していた。日曜の平和な光景がそこにはあった。20超えた男が狭い部屋で肩身を寄せ合ってカードキャプターさくらを視聴し感極まっている様子を平和と形容出来るなら、の話だがな。

 その後、厭世詩家との同居生活が一ヶ月で崩壊したフォロワーの引っ越し準備を行い、フォロワーと共に別のフォロワーのシェアハウス(厭世との同居生活が崩壊したフォロワーの新居)に向かった。

 ここから、無限の恥辱のカーニバルです。

 俺は酒を飲んでいた。よく顔を見知った尊敬出来る人に、これからどうするのかということを問われ、酒でも飲んでいなければ出来ないな……と思いついついストロングゼロを開けてしまった。本日の敗着です。羽生善治見てるか?

 そもそも俺は酒に弱いっぽい。今まで酒の味が苦手なので飲みすぎることがなく自覚はなかったが、ストロングゼロ、前評判より全然美味しいのでグイグイ行ってしまった。本日二度目の敗着である。藤井聡太見てるか?

 厭世詩家ほどの醜態は晒さなかったが、厭世詩家と違う点が一つだけあった。俺は酔った時の記憶もちゃんとあるのです。つまり、自分がどういう行動を取っていたかとか、どういう言動をしていたかということが手に取るように分かるわけだ。俺の記憶だもんね。

 その場が即席ダジャレ大会であって助かった……。言動が曖昧で、ギャグのキレも悪く、足取りもふらついており、俺はこの日初めてはっきりと酒にめちゃくちゃ弱いことを自覚した。フォロワーからは次々に「いつものお前じゃない」と言われ続け、最後は強制的に眠剤を飲まされて就寝となった。

 とにかくシェアハウスの面々に迷惑をかけずに済んだことは幸いだった。ただ、これから酒を積極的に飲むことはあまりないだろう。皆さん、酒に酔った僕を見たい時以外は酒を勧めないでください。酒に弱すぎて絶対に酔ってしまいます。

 適当に行こう

 なんかその他いろいろと恥ずかしいこと言っていた気もするが、今は中島みゆき地上の星を爆音で流すことで記憶を封じている。

 二年間ふらついて生きているけどふらついていてもなんとか生きていけることがわかったし、友達先に死んじゃったし自殺しにくいんだよな~とフォロワーに言ってた気がする。俺、最低人間か?

 人格王への道はまだまだ長い。皆さん、適当に、よろしくおねがいします……